腰痛の原因
慢性痛の患者さんは混合しています。
全身のバランスが崩れているので痛みを生じています。
痛みは、骨が痛いのではありません、筋肉が痛みを出しています。
デスクワーク、家事仕事、足を組む等、日常生活習慣によって原因が作られてきます。
腰を取り巻く、筋肉(筋膜)靭帯が原因となる筋肉によって、遠方から強く引っ張られる事によって腰に負担がかかり痛みが引き起こされます。腰を中心に、
が有ります。
ほとんどの腰痛は局部的な骨格の歪みによって起こるものでは有りません。
上記の影響で腰の筋肉、関節が機能障害になり痛みを発します。
前にかがむと痛む人 | 第5腰椎、脊柱起立筋(背中の筋肉)僧帽筋の異常 |
後ろにそらすと痛む人 | 第1腰椎、腸腰筋(お腹の奥にある筋肉)腹部の異常 |
立つ、座る瞬間に痛む人 | 腰方形筋の異常 |
少し、難しいかも知れません。本当はまだまだ、分けることが出来ます。
要は、痛みによって、施術を変えなければいけないという事です。
施術も、その痛みの原因によって調整する場所、やり方は変わります。
ギックリ腰は、交感神経の緊張による酸欠が
筋肉に急激に起こる為に生じます。
ギックリ腰をした患者さんを施術していると、
必ず、ギックリ腰が起こる前に、体にストレスがあります。
睡眠不足、風邪を引いた、体をいつも以上に使った、
など交感神経を緊張させてしまっています。
そのようなストレスを持続させていた体に、何らかの拍子に突然と発生します。背中の筋肉が、一瞬のうちに板のように硬直して激痛が走ります。
急激に発痛物質が大量に分泌されて脳に伝達されるものだから、かなりの痛みを伴います。
ギックリ腰の施術は交感神経の緊張を除去して、
特に腸腰筋・腰方形筋の施術をしていきます。
そして、経絡や筋肉に対し施術をして、
場合によってはサラシを巻いて固定をしていきます。
そして2~3日間は通常安静が必要になります。
ギックリ腰は自分が治ったと確信を持つまで施術した方が良いです。
それは、ギックリ腰は強烈な痛みのために、脳に痛みのプラグラムが介入していることが多く、治していないと(自分自身が納得して治ったと思う事が重要)
その痛みをぶり返すことがあります.
慢性的な腰痛の方は、「以前ギックリ腰をしています」という方が本当に多いのです。
ギックリ腰事態は構造上治っているのですが、
治っていないと脳は勝手に思い込んでいます。
その思いが痛みを作っているのが真実です。
後に悩まない為にも、ギックリ腰はしっかりと治すこと、お薦めします。